狸・・・救護できず (T_T)

ひとし

2009年02月05日 02:52



今日の夜、会合の帰りに車を走らせていたら、道路の片側真ん中あたりでじっとしゃがんで動かない生き物がいました。
車を止めてライトを当てて見ると、・・・大きな狸です!
このままでは交通事故にあってしまうと思い、ライトをパッシングして逃げるように促してもなかなか逃げようとはせず、何度かパッシングを続けてやっと動きだしました。
しかしその狸、かわいそうに後ろ足2本を引きずりながら動くのです。



端に寄った狸にカメラを向けると、傷ついた自分を守る本能からか、口を開け、泣き声を発しながらにらみつけてきました。



山の方に逃がしてやろうと思い追いかけてみても、道路脇の雪が邪魔になって道路から出ていくことが出来ないんです。



時折、傷ついた後ろ足を舐めて痛みを癒したりもしていました。
私が獣医で、治療をしてあげることでも出来るのであれば、連れて帰って保護してあげたいところなのですが、悲しいことに私には何もすることができませんでした
後ろ髪を引かれる思いでやむなく、私はその場を立ち去ってきました。